旧Twitter(現X)などのSNS上でグッズやトレカを個人で交換する場合は安全上、住所や本名を知られたくないですよね?
しかし、匿名配送だと個人でも安全にやり取りすることができます。
今回は個人が匿名配送したい場合のやり方について、詳しくまとめました。
特にオタクグッズのやり取り等は両者共に知られたくない場合も多いですよね。
初めて交換をするけど本名や住所を教えたくない方は、匿名配送を利用してみてください。
匿名配送とは?個人間で安全に配送する方法
旧Twitter(現X)などSNS上でのやり取りする相手は名前も住所も知らない場合がほとんど。
そんな方に個人で荷物を送る場合は、匿名配送(発送元・発送先ともに氏名・住所等の個人情報を公開せずに取引ができる配送)が便利です。
個人での匿名配送の方法としては、以下が挙げられます。
- 完全匿名配送:ヤマト運輸、専門アプリ「アズカリ」
- 一部制限あり:郵便局ゆうパック、手渡し(フリマアプリ「メルカリ等」)
個人交換が初めての方や個人配送に慣れていない方はそれぞれの匿名配送を確認して、利用してみてください。
取引方法1:ヤマト運輸
LINEを利用して匿名配送が手軽にできるのは、ヤマト運輸のスマホ配送サービスです。
新たなアプリ等をダウンロードすることなく、また個人のLINEアカウントを教え合わなくても配送が可能です。
最安値となる荷物の大きさ『ネコポス』は31.2㎝以内×22.8㎝以内×厚さ2.5cm内+重さ1kg内です。
匿名を希望する場合は通常の配送料にあわせて、+110円の匿名配送オプションを使用します。
LINE上で受取り情報のメッセージを送る仕様ですが、一旦自分宛にLINEを送り、取引相手にそのまま転送すればSNS上の相手でも配送できます。
荷物の受取人は、会員の個人登録は不要です。→詳しくはヤマト運輸公式HPから!
配送料は少し高めですがLINEを利用するので、匿名配送サービスの中では手軽で使いやすいです。
ただし、個人間トラブルが起こりうる可能性もあるので、LINEで配送リクエストを行う際に個人情報の公開設定を必ず「非公開にする」など自衛をしてくださいね。
取引方法2:アズカリアプリ
「アズカリ」はSNS上での取引向け専用アプリなので、本名や住所を教えたくない方にピッタリ!
SNS上の売買を想定して作られているので、個人間での商品提供~金銭授受まですべて匿名にて対応が可能です。
初めての場合は配送元・配送先ともにアプリのダウンロード&登録が必要ですが、『ネコポス』程度の大きさならヤマト運輸のスマホ配送サービスより安く荷物を送ることができます。
個人取引で起こりがちなトラブルが避けられるので安心です。
手数料は現在、取引金額3000円以下だと無料ですがそれ以上は550円~がかかります。→詳しくはアズカリアプリ公式HPから!
※2024年2月29日10時までキャンペーン中で、600円以上の取引はネコポス配送料が22円と更に割引されています。
取引両者共にアプリが必要となりますが、最安値での匿名配送となります。
SNS上でやり取り後、アズカリ上でシークレット機能を使えば第3者に取引内容を見られる心配もありません。
取引方法3(制限あり):郵便局「ゆうパック」
郵便局の郵送サービスには、個人間で使える匿名配送はありません。(ゆうパック匿名配送はフリマアプリ経由のみ)
ただし、日本郵便アプリの「ゆうパックスマホ割」を利用すれば受取人のみ匿名にできるので、氏名・住所を知らない相手にも荷物を送れます。
自分の住所はバレますが、60サイズ以上の荷物を送る場合はゆうパックスマホ割が最安値です。
発送料金は通常のゆうパックよりも180円割引、また、ほかの割引サービスと併用できます。
両者匿名配送とはなりませんが、自分の住所は告知されても良いから安く送りたいという方にオススメです。→詳しくは郵便局公式HPから!
郵便局で荷物を受け取れる「郵便局留め」というサービスもありますが、受取確認のため相手の本名明記が必要&基本住所の記載が必要となっています。
これまで記載がなくても対応する郵便局もありましたが、発送できないだけでなく荷物が行方不明・処分される可能性もあるのでご注意ください。
取引方法4(制限あり):手渡し
X(旧Twitter)等のSNS上のグッズ交換では、対面での手渡しも名前や住所を知らせたくない場合に有効です。
梱包や発送手配等の手間もかかりません。
昔ながらのやり取りですが、イベントやコンサート・ライブ等での直接取引は現在も頻繁に行われています。
近くに取引相手がいるという環境が限られますが、抵抗がない方にとっては非常に楽な方法ではないでしょうか。
ただし、直接交換することで多少のリスクが発生する場合もあるので、居住地域をわかりにくくするなど対策は取りましょう。
対面でやり取りする場合は、SNS上でも信頼できる方やある程度の素性がわかる方に絞ってお取引きすることをオススメします。
番外:フリマプリ(メルカリ/ラクマ/PayPayフリマ等)
メルカリ等のフリマアプリでは最低価格300円で出品すれば、210円にて匿名配送を利用することができます。
そのためフリマアプリを通してグッズ交換を行う方もいますが…規則として、商品の交換や半交換自体は禁止とされています。
そのため最低価格でのグッズ交換等の取引が見つかった場合は、ペナルティとなる可能性があります。
商品削除だけでなく、最悪の場合はメルカリ等のアプリ自体の利用停止となるため、NG行為は避けるようにしましょう。
匿名配送ができるフリマアプリ通しは魅力的ですが、以前に比べると送料も値上がりしており、今はAIによるパトロールも取り入れられているので控えてくださいね。
まとめ:個人で行う匿名配送のやり方について
住所や名前を知らない方とのグッズ交換は複数手段がありますが、完全な匿名配送はヤマト・アズカリアプリのみとなります。
また、現時点での完全匿名配送の最安値は、「A4程度で薄い荷物配送」は『アズカリ』、「A4以上or厚みがある荷物配送」は割引を駆使して『ヤマトスマホ配送サービス』となりそうです。
匿名配送を使えば個人間でもグッズ交換等のやり取りがスムーズにできますし、安全性とプライバシーの両方を重視することができます。
ルールを守ってお互いに気持ちのいい取り引きができるといいですね。
グッズ交換やオンライン取引の際には、できるだけ個人情報の保護や匿名性の確保ができる匿名配送を利用しましょう。
安心してオンラインでの活動が楽しめますように。
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