「新生児にうっすら二重の線ができてる!」
そんな赤ちゃんの目元を見ていると、一重から二重になるのかどうか親は気になってしまうものですよね。
外国人の赤ちゃんは生まれたばかりでもお人形のようにお目目パッチリで、憧れちゃいます。
しかし、一重で生まれたけど、何もしなくても二重の線ができて最終的には二重になっていた…
そのようなことはあるのでしょうか?
今回はそんな新生児の一重/二重まぶた事情について、また一重から二重になるタイミング等について調べてみました。
顔の中でも目元は目立つパーツなので、親としてはまぶたへの関心は大きくなってしまいますよね。
元保育士、そして子を持つ親としての体験談も載せているので、参考になると嬉しいです。
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新生児は二重より一重が多い!
生まれたばかりの赤ちゃんは水分や脂肪が多く、全体的にむくんでいます。
特に出生直後の新生児は長い間羊水に浸かっていたこともあり、皮膚はシワシワでまぶたはぼっこり腫れているようにむくんでいることが多いです。
しかし、このむくみは生後1~2ヶ月でほとんどとれ、徐々に顔の形状も安定しています。
こうして、赤ちゃんの顔は本来の目周りの骨格・構造にあった顔かたちになっていくのです。
元々二重でもただのむくみで一重に見えたり、一重にうっすら二重の線があるように感じたりするのですね。
顔のむくみがとれて二重になるタイミングはいつから?
赤ちゃんのまぶたにうっすらとした二重の線が見えている場合、その線が実際の目の形状であり、二重になる可能性が高くなります。
(あくまで確率でありそのまま一重のまま、もしくはうっすら線が入ったまま成長する場合もあります。)
また、そのまぶたが一重か二重か完全に定まるまでは1歳前後、もしくはそれ以上年月が必要とされています。
ただし、元は大人へと成長する段階で形状が変化することはよくあるので、留意ください。
保育園でも0歳児時点ではプクプクしていたのに、歩行が始まる1歳前後で顔つきがスッキリする子も多く見られました。
(これもあくまで一般的な傾向であり、個々の赤ちゃんによっては個人差があります。)
二重瞼になるかは遺伝の確立?我が家の体験談
実は、赤ちゃんの目が二重になるかどうかは遺伝が大きく関与しています。
親が二重まぶたである確率が高いほど、赤ちゃんも二重まぶたになる確率が高まります。
これは遺伝子が関係しており、劣性遺伝である一重より優性遺伝である二重の方が子供に受け継がれやすいからです。
しかし、一重まぶたの親から二重まぶたの赤ちゃんが生まれることもあるため、絶対ではありません。
我が家は夫が一重&私が二重まぶたです。
上の子は生まれた時からパッチリ二重、そして、下の子は一重でしたが動きが活発になり始めた生後5カ月前後でうっすら二重線が入り、6か月で片目ずつ二重っぽく、7カ月前後には完全に二重(奥二重?)になりました。
うっすら二重の線が消えた!日本人は一重が多い
遺伝子の影響が大きいまぶたですが、日本人(黄色人)は外国人(黒人/白人)に比べると人種的に一重まぶたが多いとされています。
これは黄色人の祖先が氷河期に目を寒さから守るため、徐々にまぶたが厚くなっていったことが理由とされています。
逆に白人や黒人の方は彫りが深くて目がくぼんでおり、目と眉毛の間も狭いため、一重まぶたになりにくくなっています。
一重と二重と目元に違いが出るのに、理由があるんですね。
また、日本人の3~4割は一重、3割が奥二重、3割が二重とも言われており、実は一重まぶたの方は多いです。
一重から二重になりやすい時期は?二重にする方法はある?
赤ちゃんのまぶたが二重になる方法については、医学的な裏付けはありません。
しかし、赤ちゃんが成長するにつれて目の形状が変わることは多々あります。
生まれたばかりで脂肪や水分を多く蓄えている新生児から乳児~幼児と成長すると、むくみがとれたり筋肉がついたりするため、その段階で二重になる可能性が高くなります。
また、育児書やネット上ではさまざまな情報が出回っていますが、中でも以下の方法はより二重になる可能性が高いと言われています。
二重まぶたになるかどうかは遺伝が大きく関与していますが、参考にしてみてください。
・運動をする
運動をさせることで、赤ちゃんのまぶたが開閉しやすくなる可能性があります。
具体的には、視線を追うような遊びや、対象物を手でつかむ遊びなどが有効です。
これらの運動は視覚機能の発達を促進し、目の筋肉の動きをスムーズにすることが期待できます。
また、全身を動かす運動で顔や体をすっきりさせることで、むくみがとれることも期待されます。
↑変身メリーはねんねの時期からお座り~つかまり立ち~一人歩きするまで大活躍でした。
身内にオススメされて購入したのですが、赤ちゃんの発達を促す機能満載で今では出産祝いを渡す際には必ず候補に入っています。
・顔マッサージをする
顔マッサージも二重まぶたの形成を促す効果があります。
指の腹を使って優しくまぶたをマッサージすることで、まぶたの筋肉がリラックスし、形状が安定する場合があります。
ただし、目元はデリケートな上に大人と違って赤ちゃんの肌は傷つきやすいため、生後2~3カ月以降を目安としてください。
また、その際は清潔な手で必ず優しく行いましょう。
↑誕生から75年以上の歴史を持つセタフィルはお手軽な値段で、普段使いにも使いやすかったです。
世界的に人気なだけあって大容量タイプもありますが、赤ちゃんには顔にも使える保湿クリームが安心です。
↑アロベビーは下の子に使っていたのですが(上の子の時はまだ知らなかった)、珍しい国産のオーガニック製品です。
少しお高めなので、身体にはセタフィル・顔にはアロベビーを利用していました。
赤ちゃんの肌は薄く思った以上に乾燥するので、しっかりと保湿してあげましょう。
また、二重まぶたにする目的でなく、あくまで赤ちゃんの成長を促すための運動・マッサージとして実施してください。
まとめ:二重まぶたになる時期はいつから?
赤ちゃんの二重まぶたは主に遺伝によって決まりますが、成長とともに形状が変わることもあります。
無理な方法で二重を作ろうとすると赤ちゃんの肌を傷つけてしまうため、まずは長い目で見守りましょう。
どのようなまぶたの形状であれそれは赤ちゃんの個性なので、大切にしてくださいね!
赤ちゃんの成長を見守りながら、楽しく過ごしていきましょう。
(アイプチや低年齢での整形等はむしろ悪影響につながる可能性があるので、絶対に控えてくださいね。)
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